三重　手こね寿司

魚介が豊かな志摩地方の漁師料理です。漁をしている船上で、取りたてのカツオの身を手でちぎって醤油をまぶし、持参の寿司飯にのせて手でこねた…など諸説あります。

新鮮な赤身の魚を醤油でヅケにし、寿司飯とともにシンプルに食べる郷土料理です。

作り方

材料

１

米をといで水に３０分～１時間浸水させる。浸水させておいた米の水気をよく切ってからご飯釜に入れ、新しい水を加えて蓋をする。

２

中火～強火にかけて湯気が勢いよく上がってくるまで沸騰させ、そのまま約２分待つ。火を消して、そのまま２０分おく。（蒸らしも含む）ご飯が蒸らし終わったら、底から大きくかき混ぜる。

３

【A】の調味料を合わせ、指の腹で混ぜてよく溶かしておく。

４

カツオを削ぎ切りにし、【B】を混ぜ合わせたものに漬けて１０分ほどおく。

５

きゅうりを薄切りにして塩もみし、しっかりと水気を絞る。大葉を千切りにする。

６

ご飯が炊けたら熱いうちに飯台にあけ、③を回しかけてしゃもじで切るように混ぜる。

７

うちわで扇いで余分な水分を飛ばし、つやが出たら⑤のきゅうりと大葉、そして白胡麻を混ぜ合わせる。

完成

大皿に寿司飯、④のカツオを盛り付け、お好みでからしを添えて完成。